電池タブの溶接
「こだま」がご提供できること
1)電池タブの溶接・組電池の製作1個から
2)各種溶接・接合の受託加工
3)冶具電極の設計・製作
4)各種タブ・接点・端子の金型レス・簡易金型製作
5)部品の製作からの一貫対応(試作・量産)
(部品によって、製作対応不可な場合もあります)
7)試験、溶接条件販売、スポット溶接機の選択・販売支援
「こだま」の特徴
●ニーズに応じたカスタマイズが可能。
●多様な電池サイズや形状に対応可能。
●多くの実績があり、業界内での信頼性が高い。
●長年(創業50余年)の経験とノウハウが豊富。
事例紹介はこちらから
電池タブ溶接の少量対応
電池タブの溶接を1個から数百個単位までのロットに対応
「こだま」では電池タブの溶接を行ってきた結果、様々な電池への対応に必要となる専用の冶具・電極を社内で製作し標準化していますので、迅速に対応が可能です。また、冶具・電極の標準化で、1個の試作から数百個の量産まで柔軟なご対応が可能です。
図面なしでもお見積り可能
正式な図面がない段階からご対応しております。手書きでも結構ですので、ラフ図をお送り頂ければお見積もり可能です。
お問い合わせ手順
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1,図面もしくはラフ図の準備- 図面もしくは手書きでも構いませんので、簡単なラフ図を用意してください。
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2,お問い合わせフォームの記入
- ①こだま製作所の「お問い合わせフォーム」に必要事項を記入してください。
- ●電池の種類
- ●タブ・端子の材質、板厚、形状・寸法
- ●必要数量
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- ②お問い合わせフォームには、貴社の基本情報、連絡先、お問い合わせ内容を詳細に記載してください。
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3,ラフ図の添付と送信
- ●お問い合わせフォームに図面、ラフ図を添付する箇所があるので、そこに先ほど用意したファイルを添付してください。
- ●すべての情報を確認し、送信してください。
電池に合わせたケースで梱包対応
タブ付け後の電池はそれぞれのサイズに合わせたケースで梱包を行うので、安全な発送が可能です。
電池タブの溶接事例
単三電池とタブ端子の溶接 |
ボタン電池のリード線付きタブの溶接 |
アルカリ乾電池の組電池製作 |
ニカド組電池、縦置き二列製作 |
※その他電池タブ溶接の事例は、こちらから
※組電池製作は、こちらから
ニッケルタブの規格
タブ端子の材質は、一般的にニッケルが使用されています。厚みと幅は規格として下記表のサイズが有り、長さはラフな精度になります。長さ精度が必要な場合は、機械加工による切り出しになります。
厚み(mm) | 幅3.2mm | 幅6.4mm |
0.08 | 〇 | 〇 |
0.1 | 〇 | |
0.15 | 〇 | 〇 |
0.25 | 〇 |
厚み0.15mm幅6.4mmのタブ端子の溶接事例 |
タブの特注製作
タブ・端子は、組電池・電池タブ付けの形式によって様々ですが、形状・板厚または、メッキ処理まで対応いたします。
材料はニッケル板を主流に、鉄(SPCC)のニッケルメッキ処理、りん青銅、洋白などをご推奨しております。
社内製作で、のレキシブルなご対応が可能です。
りん青銅接点端子 (りん青銅・すずメッキ) |
組電池用タブ (鉄・ニッケルメッキ) |
タブの材質
ニッケル: | 主に電池タブとして使われている材質です。耐食性が良く導電性もあるのでタブ端子としては優秀な材質になります。 |
洋白: | 銅導電性が良く、ニッケルや洋白に比べても安価な材料ではありますが、酸化するためメッキ処理が必要となります。 |
銅: | 導電性が良く、ニッケルや洋白に比べても安価な材料ではありますが、酸化するためメッキ処理が必要となります。 |
リン青銅: | ニッケルよりも安価で、加工性もよく接点や端子としてもよく使われる材料です。また、バネ用リン青銅はバネ性も多少あるため、接点バネとして使用する際には、よく用いられます。ただ酸化するため、メッキを施す必要があります。 |
鉄のニッケルメッキ: | リン青銅よりも安価な材料となり、SPCCは最も一般的な鋼となります。ただし、板厚の薄さに限界があり、鋼なので導電性も落ちます。 |
電池とリード線の溶接
電池にリード線の接合が生じた場合には、直接溶接が出来ないので、電池+端子+リード線の形で端子を介して接合します。
※リード線溶接の事例は、こちらから
電池タブ端子の製作
一般的に、組電池(バッテリーパック)からのリード線の接合、そして、そのリード線の先端に,接点・端子が接合される場合があります。市販の接点・端子を使用せず、独自の形状が必要になった場合、量産という観点からは、金型を製作し対応していますが、少量製作の場合,金型の初期費用がかけられない場合があります。
「こだま」では、板金部品の金型レス・簡易製作技術を活かし、1個からの製作対応も行っています。
「こだま」のタブ金型レス製作技術は、こちらから