コイン形(ボタン形)の電池は狭所への取付けを目的とされており省スペースを実現できます。
通常は電池取付け側に端子を設けて使用しますが、更に省スペース化するために設置箇所に溶接で取り付ける場合があります。
ただし、電池は高熱を加えると劣化してしまうため最小限の熱影響で溶接する必要があります。
そのため熱影響が最小になるスポット溶接やレーザー溶接でタブを取付け、間接的に設置個所に溶接します。具体的には電池に直接長時間高熱が加わらないように、設置部端子やリード線と電池タブを溶接または半田付けで接続します。
コイン形(ボタン形)の電池は省スペースを実現できますが、その分コンパクトで+極と-極の距離が近いです。
そのためタブを取り付けた場合、タブが変形することでショートする可能性があります。
その対策として、コイン電池側面へシュリンクやカバーを取付けたり、タブ自体に絶縁箇所を設けショートを防ぎます。
タブ付け後の電池はそれぞれのサイズに合わせたケースで梱包を行うので
安全な発送が可能です。
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