スポット溶接・精密溶接専門のこだま製作所の「事例紹介」です。

「銅の溶接」

【銅の溶接】


一般的には、銅の溶接は比較的難しいとされています。
その理由は熱伝導率が高いため熱が逃げやすく
膨張率も高いため、溶接の熱による変化が大きいからです。
また、光を反射しやすい高反射材でレーザーの熱を吸収しにくい
ためレーザー溶接も高出力が求められます。


このように銅の溶接は難しい部類ですが「こだま」では様々な
方法や設定をすることで銅の溶接に対応しています。

【銅溶接方法】- スポット溶接 TIG溶接(アルゴン)ロウ付け
          抵抗ロウ付け超音波接合

銅の溶接事例はコチラから


【銅の溶接事例】

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バッテリー用の電極
銅板(C1020)t0.5と銅支柱(C1020)5×3のアークスポット溶接加工事例
点溶接ですが、比較的広い面積で溶接が可能なので、ワーク精度もレーザー溶接ほど
必要がなく、コスト的にも安価に加工することができ、異種金属との接合も可能です。

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自動車電装部品
銅(C1020)2mm材と、銅(C1.02)t1.2の、アークスポット溶接事例
溶接条件で、部分的に溶け込みを大きくする必要がある、部品の接合に有効です。

IMG_4548.JPG 電解実験用電極
銅φ0.2(C1020)と、純鉄t0.05のスポット溶接事例
マイクロスポット溶接による、異種材の微細溶接です。
溶接付加が小さい為、溶接歪みも目立ちません。


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電極板
銅板(C1020)t0.3のスポット溶接事例
銅板を折り曲げて開きを防ぐための溶接加工となります。銅板同士のスポット溶接
可能な板厚はt0.5迄となりますが、左画像のように安定した溶接状態で綺麗に、
仕上げること が可能です。

IMG_2614.JPG 配電盤アース取付金具
銅(C1020)t1.2と、電気亜鉛メッキ鋼板(SECC)t1.5のスポット溶接加工事例
左画像は、溶接強度確認後のモノとなります。異種材として難易度の高い
スポット溶接加工となりますが、材料特性を把握し、電極管理を正しく行うことで
安定した強度を得ることができます。

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電気部品の電極
銅(C102)φ1.2コイルと、銅(C1020)φ1.2の錫メッキ電極のアークスポット溶接事例
線材を並べて、先端を接合する最良の溶接方法です。

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ブスバー
銅板部分(C102)t1.0コイルと、銅リッツ線(C1020)のヒュージング加工を行った
先端部分の抵抗ロウ付です。機械的に接合部分から加熱してロウ材を溶かしますので、
異種金属との接合も可能で、本体部分の加熱によるナマリが生じません。

 

IMG_5714.JPG 電極
クローム銅と、真鍮のガスバーナーによるロウ付けです。異種金属の接合が可能です。


その他、銅系の溶接事例は、こちらから



【銅の溶接方法】

スポット溶接

スポット溶接とは抵抗溶接の一種で溶接したい2片の金属を電極で上下から挟み込み
接触部を加圧しながら大電流を流すことで電気抵抗により材料が局部的に発熱し(ジュール熱)、
溶融して接合される溶接工法で、抵抗溶接ではポピュラーな工法です。

銅のスポット溶接では電極と材料が近似の電気抵抗値となり溶接は難しいです。
ですが、「こだま」では板厚と材質にもよりますが溶接を可能にしています。


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TIG溶接(アルゴン溶接)

TIG溶接とはタングステン・イナート・ガス溶接の略でタングステンを電極に用い、
シールドガスに不活性ガスのアルゴン等を使用します。シールドガスを噴射し
溶接箇所周辺の酸素等が無い状態で溶接できるため銅の溶接も可能です。

ですが、前項での記述の通り熱伝導率・熱膨張率が高いため
板厚6mm程度が溶接限度です。

TIG溶接はアルゴンガスを使用するため、アルゴン溶接とも呼ばれています。

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ロウ付け接合

ロウ付けとは、部品の接合方法の一種で、一般的には接合しようとする部品と部品を
ガスバーナー等で加熱し、加熱された部分間にロウ材(真鍮・銀合金)を近づけ溶かし
部材間に流し込み冷却を行い接合する工法です。

銅と銀ロウ等のロウ材は非常に相性がいいため、他の溶接方法で接合出来ない場合には
ロウ付けでの接合を行います。

ロウ付け電極_0499.JPG 電極部品_0459.JPG IMG_0342-3_R.jpg



【銅の溶接 技術相談窓口】

小部品
の溶接が専門ですが、「こだま」では溶接加工のみから、
部品製作まで、創業50余年、さまざまな銅製品の製作に携わってまいりました。

銅の溶接で課題が生じましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!!

IMG_5835.JPG  担当:技術営業
 村川が、対応いたします!


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