高張力鋼板(ハイテン材)は引張強度490MPa以上の鋼材のことで、
薄くても強度が出る高性能な材料のため自動車等に多く使用されています。
高張力鋼板をスポット溶接する際にはSPCCなどの低炭素鋼と異なった溶接件で加工する必要があります。
低炭素鋼と同条件で溶接してしまうと強度の著しい低下など溶接不良が発生する可能性があります。
また、高張力鋼板には様々な種類があるため画一的な溶接条件はなく、それぞれに合った溶接条件の
選定が必要になってきます。
弊社では長年の実績とノウハウで適切な溶接条件を選定し、適切なスポット溶接加工を行います。
上記左は高張力鋼板のスポット溶接の画像です。右は破壊テストによるピール試験(剥離試験)による強度確認時の画像です。
スポット溶接部ではなく、溶接部周辺で破断しており、ナゲット部が5√t(tは板厚)以上を確保できていることが確認できます。
スポット溶接にも予熱・後熱の条件を設定でき、これらを設定することが高張力鋼板の安定した溶接強度を確保する一因となります。
5√tは自動車業界におけるナゲット径の基準です。
上記はスポット溶接テストピースの事例です。
こだま製作所ではスポット溶接テストピースの製作やテスト加工のみにも対応いております。
ヤマト運輸 荷物サイズ対応参考表 | ||
サイズ | 合計寸法 | 重さ |
60サイズ | 60cm以内 | 2kgまで |
80サイズ | 80cm以内 | 5kgまで |
100サイズ | 100cm以内 | 10kgまで |
120サイズ | 120cm以内 | 15kgまで |
140サイズ | 140cm以内 | 20kgまで |
160サイズ | 160cm以内 | 25kgまで |
180サイズ | 180cm以内 | 30kgまで |
200サイズ | 200cm以内 | 30kgまで |
上記表のサイズまでであれば、比較的安価で納品時の発送が可能です。
また、上記表のサイズよりも大きい場合でも対応可能ですので、御問合せください。
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