材質 | 真鍮 |
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真鍮材の製品における接合が生じた場合、一般的に考えられるのがロウ付けの他はティグ溶接となりますが、
今回事例では、溶加棒を挿入しながら溶接を行うことになり、高い溶接技術が必要なのと
肉盛り溶接となった接合部の仕上げが大変になります。
ロウ付けは、母材の過熱により接合部全体に銀ロウが流して接合を行いますので、強度的にはティグ溶接に劣りますが、
大きな荷重がかかる部分でなければ、問題ない程度は確保ができ、簡単な仕上げで綺麗に接合することが可能です。
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真鍮は、銅と亜鉛の合金であり、以下の特性を持ちます。
融点が低い:真鍮の融点は、約900〜940℃であり、低温で融解します。
錆びにくい:真鍮は、銅と亜鉛の合金であるため、空気中の酸素と反応して酸化することがありません。
加工性が高い:真鍮は柔らかく、熱可塑性が高く、加工しやすいため、機械加工や鍛造などの工程で多く使用されます。
耐蝕性がある:真鍮は一般的に塩水や空気中の酸素に対して比較的耐性があります。
色の変化:真鍮は時間とともに変色することがあります。表面は黄銅色ですが、長期間使用することで黒色の酸化被膜が形成される場合がある。
電気伝導性:真鍮は銅を主成分とするため、良好な電気伝導性を持ちます。
比重が高い:真鍮の比重は約8.4で、軽くはありません。
腐食性がある:真鍮は一般的に酸やアルカリに弱く、腐食される可能性があります。
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