レーザー溶接技術を用いる事によりロウ付け加工における問題点である材料への熱影響を小さくし
材料への負担を少なく加工することが可能です。
・材料への熱影響が小さいことからT=1.0mm以下の薄板へのロウ付けも可能
・熱伝導率や熱膨張率の大きく違う材料でもロウ付け可能
・ロウが載る材質であれば非鉄金属、異種金属でも接合可能
・レーザー溶接の要領でロウ付けするため通常のロウ付けより仕上がりが綺麗なため場合によっては仕上げ不要
レーザーロウ付けは上記のように色々な利点が有りますが一番の欠点はロウ材の浸透が少ない点です。
熱影響が小さいため材料に熱が入っていないため、接触面積の広い材料の場合
接触部全体にロウ材が浸透する前に固まってしまいます。
また、レーザー設備を用いるためバーナーによるロウ付けよりは高価になります。
ただし、真空ロウ付けなど大型の設備を使う場合よりは安価です。
レーザー溶接とは、光源を集光レンズで集光させ、幅約0.1~数mmの強力なレーザー光を金属に照射し局部的に溶融させる接合方法です。レーザー溶接は、材料にレーザー光を照射され溶接を行いますが、溶接金属部の酸化等を防ぐために、通常はシールドガス(アルゴン、ヘリウム、窒素)を溶接金属部へ吹付けます。接合できる材質は多岐にわたり、ステンレス、アルミ、銅合金、チタン等幅広く対応可能です。また、他の溶接方法よりワークへの熱影響が少なく変形・焼けが微小なため歪みが気になる製品に対応出来、後工程も少なく済みます。
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