スポット溶接を行うと被溶接材の表面には通常、打痕が発生します。
この打痕は溶接時の溶け込みと溶接電極の接触により発生します。
下記は全てスポット溶接による打痕です。
上記画像を見てみると分かる通り打痕の見た目は様々です。
この違いは、材質・電極・溶接機の出力条件によって生まれます。
製品によって、内部に組み込まれるので打痕は気にしない場合や
外観部に打痕が見えるので綺麗に仕上げたい。
他部品と接触するので滑らかにしたいなど様々な要望があると思いますが
弊社では長年のノウハウでそれらの要望に対応してスポット溶接いたします。
スポット溶接における、特殊工法で厚板と薄板の溶接であれば、スポット溶接の打痕を極小の状態で
溶接する事が可能です。
下記事例はステンレスヘアーライン部材への無酸化スポット溶接の事例です。
無酸化スポット溶接とは溶接時の溶接痕に空気が触れないようにし、酸化を抑える溶接法です。
酸化を抑えることにより、バフや酸洗いなどの後工程を省きたい場合や、後処理出来ない製品の場合に有効です。
事例はパンチング材の無酸化スポット溶接ですが、表面は焼け跡あとの抑制を行えますが、
画像右側に見られるように、裏面はパンチング材のため、スポット溶接の圧痕(ナゲット)はきつくなります。
スポット溶接の圧痕(ナゲット)はきつくなります。また、パンチグ材の穴付近は、溶接時に流す電流の
逃げ方が不安定になりやすく、場合によっては焼けが多少でてしまうことがあります。
一般的なスポット溶接の打痕(焼け有り)
無酸化スポット溶接による打痕(焼け極小)
上記は一般的なスポット溶接と無酸化スポット溶接の比較です。
弊社では長年アルミのスポット溶接を行ってきたノウハウがあり、
アルミのスポット溶接痕を綺麗に仕上げる技術があります。
アルミはメッキではなく、アルマイト仕上げになり、メッキ品よりも打痕が
素地に近い状態で残ります。溶接打痕を綺麗に仕上げる事により後加工など必要なく、
そのまま使用しても問題がないと思われる外観でスポット溶接加工を提供します。
ここまではスポット溶接で出来る対応でしたが、条件によっては要望に沿えない場合も有ります。
その場合でもプロジェクション溶接に変更する事で打痕の悩みを解消する事も可能です。
プロジェクション溶接は下記画像リンクからご覧ください。
ヤマト運輸 荷物サイズ対応参考表 | ||
サイズ | 合計寸法 | 重さ |
60サイズ | 60cm以内 | 2kgまで |
80サイズ | 80cm以内 | 5kgまで |
100サイズ | 100cm以内 | 10kgまで |
120サイズ | 120cm以内 | 15kgまで |
140サイズ | 140cm以内 | 20kgまで |
160サイズ | 160cm以内 | 25kgまで |
180サイズ | 180cm以内 | 30kgまで |
200サイズ | 200cm以内 | 30kgまで |
上記表のサイズまでであれば、比較的安価で納品時の発送が可能です。
また、上記表のサイズよりも大きい場合でも対応可能ですので、御問合せください。
お問い合わせは、下記フォームからどうぞ!
担当者がご回答致します。