ご依頼数量 | 1個から(部品支給の場合予備品は必要です) |
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ピンの種類は必要用途に応じてさまざまですので、材質・径・製作数によって溶接方法も異なります。
また、使用方法に合わせてピンの接合部分に加工を加え、最適な溶接状態の確保が行えます。
溶接しようとする対象物と、ピンをダイレクトに溶接しようとすると、対象物とのヒートバランスの違いにより、
難度が上がりますが、適切な溶接方法の選択と、必要に応じて製作する冶具・電極を使用することで、
溶接強度が確保できます。
※仕様によっては溶接不可なものもあります。
ピンの溶接方法には、抵抗溶接(マイクロスポット溶接・スポット溶接・スタッド溶接・プロジェクション溶接)と、
アーク溶接(マイクロアーク溶接・アーク溶接)が適していますので、事例を使ってご紹介します。
![]() ピン(φ3.0)とプレート(t1.0)のアーク スポット溶接の事例です。プロジェクション溶接 でも可能ですが、冶具電極が必要となり、 製作数に合わせてアーク溶接を選択しました。 材質:SUS304 表面 |
裏面 |
![]() ピン接合部に溶接しやすいようにフランジの 成形を行い、その裏側にプロジェクションを 施し、プレートに溶接を行った事例です。 材質:鉄 |
![]() 先端に球状に成形を行った逆側のストレート 部をダイレクトにスタッド溶接を行った事例 です。使用に応じてダイレクトに溶接を行っ ていますが、溶接難度は上がります。 材質:鉄 |
![]() 薄板(t0.1mm)と線材(φ0.5mm)のマイクロ スポット溶接事例です。 材質;SUS304 裏面 |
表面 |
![]() プレート(t0.8)と銅角棒のアークスポット 溶接ヒートバランスの差が大きな母材での 溶接でも治工具を使用することにより安定し たアークスポット溶接が可能です。 材質:C1020(無酸素銅) |
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![]() 接合部φ2.0の三角錐電極部品に、プロジェク ション(突起)を施し、t0.3のパンチングメタ ルに、マイクロプロジェクション溶接を行な った事例です。 材質:SUS304 |
![]() 切削によってピンに切り込みを入れて、その 間にプレートを差し込んで切削品を上下から ダイレクトに電極(チップ)で抱え込んで、 スポット溶接を行った事例です。 材質:SUS304 |
![]() φ5.0と、円盤t0.8の調理器具スタッド溶接の 事例です。他の溶接方法と比較して、熱歪の 影響が極めて軽減され、量産においては、作 業性が格段に上がりました。 材質:SUS304 |
![]() ピン接合部に溶接しやすいようにフランジの 成形を行い、その裏側にプロジェクションを 施し、プレートt0.8のにスタッド溶接を行っ た事例です。 材質:SUS304 |
![]() 王冠上のシャフト先端部とコイルバネの マイクロアークスポット溶接の事例です。 ワーク精度が低い部品でも対応可能な、 微細溶接方法です。 材質:SUS304 |
![]() シャフト(φ3.0)と焼結材(t0.8)のスポッ ト溶接事例。 材質:チタン6-4合金 |
![]() ピン(φ1.6)と、パイプ(t1.0)と アークスポット溶接の事例です。 材質:C1020(無酸素銅) |
![]() シャフト(φ2.0、銀メッキ)とコイル (φ1.6)のアークスポット溶接の事例です。 材質:C1020(無酸素銅) |
![]() 銅ピン(φ0.1)とステンレス板(t0.3)の異種 金属のマイクロスポット溶接の事例です。銅 線の先端を0.5mm程度曲げて溶接を行ってい ます。 異種金属接合 |
![]() ピン(φ0.5)とプレートt1.0のマイクロスポ ット溶接の事例です。最終的にもう一つのプ レートで上下2か所ネジ止めを行っています。 熱歪や、溶接によるピンの伸びを 抑えています。 材質:SUS304 |
![]() ピン(φ1.0)とプレート板(t0.8)のスポット 溶接の事例です。 材質:SUS304 |
![]() ピン(φ1.0)とパイプ(t0.2)のマイクロス ポット溶接の事例です。 材質:SUS304 |
![]() ピン(φ5.0)と丸パイプ(t1.2)のスタッド溶 接の事例です。 材質:鉄 |
![]() ピン(φ5.0)と角パイプ(t1.のスタッド溶接 の事例です。 材質:鉄 |
![]() SUS304ピン(φ0.1)と純鉄板(t0.3)の異種 金属のマイクロスポット溶接の事例です。 ピンの先端を0.5mm程度曲げて溶接を行って います。 異種金属接合 |
![]() 銅ピン(φ0.1)と純鉄板(t0.3)の異種金属の マイクロスポット溶接の事例です。 ピンの先端を0.5mm程度曲げて溶接を行って います。 異種金属接合 |
材質:鉄 裏面 |
表面 |
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