スポット溶接・精密溶接専門のこだま製作所の「事例紹介」です。

「銅とアルミの異種金属接合」

銅とアルミの異種金属接合画像
材質 アルミ t2.0 , 銅 t2.0

※製品を掲載することが出来ないため、サムネイルは手書きのラフスケッチを載せています。

銅とアルミの接合(溶接)について
※現在超音波溶接の対応は中止しております。


銅とアルミはヒートバランスが悪く、溶接が難しい組み合わせで有り
溶融しても脆い金属化合物を生成する可能性があります。
今回は上記の状態を避けるため超音波接合(超音波溶接)を利用しました。

超音波溶接では通常の溶接とは異なり、超音波による振動を与え加圧することにより
各金属間の原子間距離を近づけ原紙の引力を利用して固相接合状態を作り出します。

この固相接合の状態は溶融している状態とは異なりますがアルミt=2mmと銅t=2mmの
接合でも材料に穴が開く程度の強度は十分得ることが可能でした。


※↓の工法です。
銅とアルミの異種金属接合.JPG


※板と線材の接合も可能です。
超音接合.JPG


リチウムイオン電池の電極として、銅とアルミが使用されているため、
銅とアルミの溶接の需要が多いですが、電池の電極の溶接場合にはレーザー溶接が適しています。


※電池タブの溶接は、こちらから
※その他異種金属の工法・詳細は、こちらから

記事に関連する製作事例

銅薄板溶接画像
銅薄板溶接
銅板と鉄板のスポット溶接画像
無酸素銅(C1020)と鉄(SPCC)のスポット溶接
銅のスポット溶接 (無酸素銅 t=0.3)画像
銅のスポット溶接 (無酸素銅 t=0.3)
YCuT-M(銅合金)のスポット溶接テスト画像
YCuT-M(銅合金)のスポット溶接テスト
無酸素銅端子 スポット溶接画像
無酸素銅端子 スポット溶接
銅線のヒュージング加工 (φ4丸棒とφ4リッツ線)画像
銅線のヒュージング加工 (φ4丸棒とφ4リッツ線)
リン青銅 t0.4 3枚重ねスポット溶接画像
リン青銅 t0.4 3枚重ねスポット溶接
銅板のアークスポット溶接加工画像
銅板の アークスポット溶接加工

お問い合わせ

お問い合わせは、下記フォームからどうぞ!
担当者がご回答致します。

会社名
※問合せを大変多く頂いており、当面の間は法人のみの返答とさせて頂いております。
お名前【必須】
TEL
メールアドレス【必須】
確認用メールアドレス【必須】
お問い合せ項目
添付ファイル

■ファイルを添付する場合の注意点

※ファイルサイズは最大5MBとなっております。
※ファイルサイズが大きい場合は、アップロードに時間がかかります。 画面上は何も動きませんが、数分お待ちください。
※ファイルが複数ある場合は、圧縮ファイルで1つにまとめて添付ください。

お問い合せ内容【必須】

「製作事例別」カテゴリの事例一覧

「素材別」カテゴリの事例一覧

「製作技術別」カテゴリの事例一覧