材質 | リッツ線 x 圧着端子 |
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ご依頼数量 | 1個〜 [ 溶接テスト(有料)から対応 ] |
リッツ線のヒュージングは、リッツ線と端子の電気抵抗を利用した圧着工法です。ヒュージングの利点としては、被覆線(リッツ線、マグネットワイヤ等)の絶縁被覆を加熱しながら加圧をすることで、被覆の除去と同時に熱圧着することができる、溶材を使用しない環境にやさしい工法です。
リッツ線のヒュージングの特徴は、圧着強度と被服除去が同時にできることです。被服は、通常のカシメですと半田ごてなどで除去したり、薬品(ソルコート等)に漬けて除去をしますが、溶接加工がカシメ加工に加わるので同時に被服除去ができ、被服の除去作業が無いという点では作業効率が良い加工方法になります。ただ、金額としては、通常のカシメの方が安価に加工ができるようです。
リッツ線とは細い絶縁線を多数撚り合わせた銅線で、高周波用コイル等に用いられています。周波数が高くなると導体の表面に電気が偏って流れてしまうため、太い銅線より細かく分かれた銅線の方が同じ断面積でも抵抗を下げ発熱を抑えることが出来きます。そのためリッツ線が高周波に使用されているのです。
主な部材(リッツ線・ハーネス・端子など)を支給で、ヒュージング加工のみで、ご依頼頂けます。お問い合わせの際は、部材の材質や形状をお知らせ下さい。細線径~φ10まで対応します。
※ヒュージングの加工事例は、こちらから
※ヒュージングの加工溶接条件の販売から機械販売支援も承ります。
社内で加工をご検討のお客様へは、ヒュージング加工のテスト・試作品製作を弊社で行い、電圧や加圧力数値出しから機械手配まで一貫で致します。
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ヒュージングのお問合せについては、下記2点が特に重要となります。
・撚線径と線径(※下記図を参照ください)
・エナメル被膜がついているか
以上の2点は必ず内容にご記載ください。
1)秘密保持契約(有償)
2)各種溶接の受託加工
3)冶具電極の設計・製作
4)部品接合の構想段階からのご相談(接合の方向付け)
5)部品の製作からの一貫対応(試作・量産)
(部品によって、製作対応不可な場合もあります)
6)試験、溶接条件販売、スポット溶接機の選択・販売支援
7)全国対応
※弊社では外部の方の立ち入りをお断りし、受注案件における守秘義務を遂行しております。
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