材質 | 銅撚り線 |
---|
銅線を端子へ接合する場合にはカシメやハンダ付け、スポット溶接を行いますが、「こだま」では溶接強度、量産性、環境適正を考慮しスポット溶接での接合を行っております。
ただし、スポット溶接でそのまま撚線を接合すると、溶接できているように見えて素線すべてが溶接できていない事があります。
その状態で使用していると、強い振動や繰り返しの動作を受けたときに、溶接できていない線から綻びが生まれ断線したり剥離したりしてしまいます。
上に記載したように撚線の場合、それぞれの素線がしっかりと溶接されていないことが
溶接強度の低下を招きます。ですので、「こだま」では溶接部分の撚線を単線に近い状態に
加工(ヒュージング)してからスポット溶接を行う独自技術を開発しました。
撚線と端子の溶接から単線と端子の溶接へと近づけることにより信頼性の高い溶接が可能となりました。
φ10撚線の、ヒュージング加工例
φ2撚線の、ヒュージング加工例
<こだまの特徴>
1. ヒュージング加工の、受託加工(部品支給)
細線径~φ10の、先端熱カシメ端子製作・接合まで対応します。
※ヒュージングの加工事例は、こちらから
2. 部品製作から、ヒュージング加工まで
3. 簡易治具電極・量産治具電極の製作
4. ヒュージング加工のテスト・試作品製作は、こちらから
ヒュージングのお問合せについては、下記2点が特に重要となります。
・撚線径と線径(※下記図を参照ください)
・エナメル被膜がついているか
以上の2点は必ず内容にご記載ください。
お問い合わせは、下記フォームからどうぞ!
担当者がご回答致します。
うまく送信できないときには、info@kodama-good.comへお願いします。
また、お急ぎの場合は電話・ファクシミリでもお問い合わせをお受けしております。
精密・薄板・微細溶接の事ならお気軽にご相談下さい!