スポット溶接・精密溶接専門のこだま製作所の「事例紹介」です。

「B型熱電対 溶接」

B型熱電対 溶接画像

B型(白金-ロジウム)熱電対の溶接


R型の熱電対は最も高温(0~1820℃)まで測定可能な熱電対でロジウム含有量の違う2本の白金線を使用した
高額な熱電対です。今回の熱電対の線径はφ0.64mmでしたが約φ0.1mmまで対応可能です。
量産の受託加工だけではなく、試作品など1個からの少量製作にも対応しています。
※加工において、予備材は必要です。
また、熱電対を製作するための巻き線材などを御支給頂ければ、指定長さに切断し
溶接する量産加工も行っております。


熱電対 断線修理


B型の熱電対のように高額な製品の場合には修理した方が安い場合があります。
弊社では多種多様な熱電対の溶接実績が有るためB型でも対応可能です。
「B型熱電対の溶接」受託加工・修理については、お気軽にお問い合わせください。

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熱電対とは


2種類の金属線を接続し、一方の接続点を熱することで電位差が生じて金属線に電気が流れます(熱起電力)。
その時発生する電圧を計測することで温度測定ができます(ゼーベック効果)。
上記のように二種類の異種金属を組み合わせた、温度検出端を熱電対といいます。
熱電対は、中高温領域を中心に、温度センサーとして広く使用されています。
熱電対の特徴としては、熱起電力が大きく、特性のバラツキが小さく互換性があることと、
高温または低温で使用しても、熱起電力が安定していてバラツキが小さく寿命が長い事です。
熱電対の種類としては、異なる材質の組み合わせで、以下8種類の規格(JIS)があります。

 

熱電対の溶接方法 

DSC_10889 (3)-thumb-300xauto-8569.jpg
アーク溶接(銅線とコンスタンタン線の溶接事例) 

 
<長所>
線径に対し、玉状に大きく溶接されるので、
溶接強度が確保される

<短所>
溶接難度が上がり、不活性ガスが必要なため、
コストが上がる

DSC_10889 (4)-thumb-300xauto-8571.jpg
スポット溶接(銅線とコンスタンタン線の溶接事例) 


<長所>
短時間で、容易に溶接を行うことができる

<短所>
金属線を重ねて溶接するため、
溶接強度が、アーク溶接に比べて劣る

 

熱電対の溶接DSC_10889 (1).jpg
レーザー溶接(SUSコーティング処理剤と̠、
⊖側:アルメル線 ̟⊕側:クロメル線)+ニッケルの溶加材

<長所>

アルメル線、クロメル線を溶加材とともに、完全に母材
との溶接が可能
<短所>
高度な溶接技術を要するため、溶接コストが上がる
熱電対の溶接DSC_10889 (2).jpg
ロウ付け(銅球と、̠⊖側:アルメル線 ̟⊕側:クロメル)線

<長所>

アルメル線、クロメル線を溶接で損傷することなく、
接合が可能  
               
<短所>
簡易的な接合では問題ないが、量産においては、
加工時間がかかるため、設備の検討が必要

 

また、仕様により下記のように、被溶接材で線を挟んで、スポット溶接で二次的に固定する方法があります。

下方は、熱電対(SUS切削品)にSUS t0.1リングプレート製作しをアルメル線・クロメル線を挟み込んだ状態で、

マイクロスポット溶接を行った事例です。
通常は、金属線同士をダイレクトに溶接しますが、取り外しが非常に困難な設置条件ということで、
金属線に負荷をかけず、溶接部分から切れることのないよう、二次的に固定する仕樣としてご提案した事例です。

IMG_3567.JPG
熱電対のスポット溶接

熱電対.png熱電対の構造図

 



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