材質 | 銅線φ0.1mm コンスタンタン線φ0.1mm |
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線径がφ0.1mmと非常に細いK型の熱電対を溶接しました。
φ0.1mmまで細くなると溶接の難易度は高いですが
マイクロTIGによるアーク溶接を用いる事で安定した溶接が可能です。
今回の製品は銅線・コンスタンタン線を使用したT型熱電対です。
測定対象である製品への熱電対取付けまで今回は行っております。
熱電対の溶接取付け方法は抵抗スポット溶接で行いました。
ただし、φ0.1mmと非常に細いうえにスポット溶接でさらに細くなっており
強度が低いため溶接部の根元をエポキシ樹脂で固定しました。
![]() ※取付け部以外モザイク処理しております。 |
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また、仕様により下記のように、被溶接材で線を挟んで、スポット溶接で二次的に固定する方法があります。
下方は、熱電対(SUS切削品)にSUS t0.1リングプレート製作しをアルメル線・クロメル線を挟み込んだ状態で、
マイクロスポット溶接を行った事例です。
通常は、金属線同士をダイレクトに溶接しますが、取り外しが非常に困難な設置条件ということで、
金属線に負荷をかけず、溶接部分から切れることのないよう、二次的に固定する仕樣としてご提案した事例です。
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