材質 | SPCC |
---|
ミラノコレクション ローテーブル(アート作品)1セットを製作しました。建築デザイン事務所さんからの依頼でしたが、都合により納期なんと5日間(特別対応)。スチール性の円盤に、ステンレス(SUS304)のフラットバーを、溶接(ティグ溶接)してあるのですが、デザイン重視で、溶接してある部分を極力見えないようにしたあります。
溶接の熱による歪も最小限に、最終の塗装前の下地で、より分りにくく仕上がっています。
製作の様子はなんと朝日放送「NEWS ゆう+」「アートも手掛ける超町工場」で 2009年4月29日(水)に放送されました。
※その他アート作品の製作事例は、こちらから
ローテーブル(アート作品)の製作の様子
左:原寸模型、右:現物(塗装前)
1工程
天板は板厚2.3mmの鉄(SPC)をレーザー加工で丸い形状に(寸法・形状は自由に変更可能)切断。
テーブルの足となるのは ステンレス(SUS304)のフラットバー厚み3mm幅8mm。
通常であれば、テーブルとしての強度は保てませんが・・・
構造設計者さんの「腕」と言って過言ではありませんネ。
2工程
部材の寸法切断が終わると次に溶接(ティグ溶接)での組み付けです。
そもそも、他の製作会社様で出来ないと言われたという事で
弊社、「笹尾」を尋ねてこられた理由です。
限りなく溶接痕が分らないように、ステンレス・フラットバーが部分的に
ヒネリを生じる→位置決めコアーになる二つの要素を1台製作として、
ブッツケ本番製作の対応です。
※残念ながらティグ溶接の手法はお見せする事が出来ません。
3工程
溶接後の目視で溶接箇所が確認出来ないほどの
仕上げ作業です。
サンダー仕上げ→リューター(ベビーサンダー)→ヤスリ掛け
4工程
マスキングを行い多色塗装している画像です。
最終の吹きつけ塗装工程です。
アート作品関係の吹き付けはすべ「宇杉モータース」さんで
お願いしています。
理由:車の塗装が各段に上手い事→溶接の歪隠し技術
今回の案件の塗装は、天板は白、ステンレスフラットバーは3色の
カラーバリエーションという内容で超短納期にもかかわらず、
あっさり仕上げてくれました。
朝日放送のSTAFFの皆さん
1週間お疲れ様でした。。。。。
お問い合わせは、下記フォームからどうぞ!
担当者がご回答致します。