ジュラルミン(P2017)のテストピースをスポット溶接した事例です。
ジュラルミンはアルミ合金の中でも非常に硬くSS400などの鋼材に匹敵します。
機能性も良く、切削性の良いため広く用いられていますが5000番や6000番に比べ溶接性はよくありません。
ですがスポット溶接が出来ないわけではなく溶接条件をしっかり管理すればスポット溶接可能です。
弊社ではジュラルミンが溶接可能なスポット溶接機を保有し、多様なノウハウがあるためジュラルミンのスポット溶接にも対応しております。
今回のテストピースにおいてはピール試験(剥離試験)による強度確認を行いました。
自動車業界などで用いられている5√t(tは板厚)のナゲット径を確保でき十分な溶接強度が出ていることが確認できます。
ピール試験前の状態
中央の丸くなっている部分がスポット溶接部
ピール試験後の状態
溶接部で破断し5√t以上が残っている
※各種アルミ合金の溶接事例は、こちらから
新素材や新製品の溶接試験について提示いただいた溶接仕様書(加圧・電流・通電時間)に基づきでスポット溶接対応可能です。
部材御支給はもちろん、部材の調達から加工も対応いたします。
(調達できる材料や加工出来る範囲は都度確認が必要です。)
溶接試験の精度を上げるために、スポット溶接を行う電極部分で
すべて電流値の計測を行います。
溶接データは、ご要望があればデータリストをご提示いたします。
※守秘義務を踏まえて、立ち会いはお断りしておりますので、ご了承ください。
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