材質 | アルミニウム合金 (A5056) φ5とφ7 |
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ご依頼数量 | 1個から(スペアーは必要です) |
今回φ5・φ7と径違いのアルミ丸棒材を交差させてスポット溶接を行いました。
材質はA5056を使用しています。A5000番台のアルミ合金は
耐食アルミという種類で、スポット溶接に適しています。
A1000番台は工業用純アルミで電気抵抗値が低く柔いため
スポット溶接出来ないことは無いですが、注意が必要です。
今回のスポット溶接はアルミの丸棒をクロスさせた状態でのスポット溶接です。
90°をしっかり出して規定位置に溶接するためには治具が必要ですが、
弊社では治具を自社内で製作しますので、イニシャルコストを抑え
迅速な対応が可能です。
アルミのスポット溶接では、酸化物が溶接電極表面に付着しやすく
しっかりとした電極の管理が必要となります。
また、今回の溶接では径が違う上、交差させての溶接ですので
溶接強度と変形が課題となります。
今回はテスト品という事で既存の電極治具のみを用いておりますので
多少歪が出ていますが、電極治具を製作することで
変形を最小限に抑えつつ、しっかりとした強度を実現することが可能です。
それでも多少の変形が出る場合には、溶接後に歪みの矯正を行います。
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