スポット溶接・精密溶接専門のこだま製作所の「事例紹介」です。

ストレーナーフィルターとは

ストレーナーには、液体や気体のろ過器として、取り付ける箇所などにより、様々な構造・形状があります。ストレーナーは、ゴミなどの触媒等の回収を行うことで、流体・気体のグレードアップを行い、プラント機器の保護を行います。名称は、ストレーナーフィルター、ストレーナーメッシュ、エレメント、スクリーン等、さまざまな名称で呼ばれていますが役割としては同じです。

「こだま」が、ご提供できること　

１）社内製作なので、詳細打ち合せが可能です。
２）ストレーナーフィルター、１個製作から対応が可能です。
３）メッシュ（金網）の種類、サイズ等自由に選択可能です。
４）メッシュ補強金具・取付金具等の製作が可能です。
５）製作図面がなくても、現物（メッシュサイズは破壊しないと厳密には分かりません）、
　　もしくは、ラフスケッチで対応が可能です。
６）メッシュの張替え（不可能な場合もあります）
７）全国対応

お問合せ方法は、こちらから

ストレーナーフィルターの種類

ストレーナーとしては、様々な種類がありますが、ストレーナーフィルターには、配管フランジに挟んで使用する、仮設の簡易な使い捨て用の「テンポラリーストレーナーフィルター」と、円錐形のタイプの「コニカルストレーナーフィルター」、送水や排水を行うための配管のサクションラインに使用される、「サクションストレーナーフィルター」が代表的です。

1、配管型ストレーナーの構造

配管型ストレーナーの構造

コニカルストレーナーフィルター（ろ過器）

ストレートの配管に、コニカルストレーナーフィルターを設置して、流体中の触媒等の回収を行います。

2、Ｙ型ストレーナーの構造

Ｙ型ストレーナーの構造

テンポラリーストレーナーフィルター（ろ過器）

Ｙ型の配管に、テンポラリーストレーナーフィルターを設置して、流体中の触媒等の回収を行います。

3、カムロックのストレーナー取付構造

カムロックのストレーナー取付構造

テンポラリーストレーナーフィルター（ろ過器）

カムロックに、テンポラリーストレーナーフィルターを設置して、気体・流体中の触媒等の回収を行います。

４、サクションストレーナーの構造

サクションストレーナーの構造

サクションストレーナーフィルター（ろ過器）

ホースや配管先に、サクションストレーナーフィルターを取付、気体・流体中の触媒等の回収を行います。

５、油水分離ユニットの構造

油水分離ユニットの構造

カートリッジ式ストレーナーフィルター

油水分離ユニットに、カートリッジ式ストレーナーフィルターを取付、油水の分離を行います。

メッシュ（金網）の張り方

胴体（おおよそパンチングメタル）の内部または外部に、メッシュ（金網）を張って、そのメッシュ（金網）に異物が引っかかり、流体から異物を取り除くようになっています。メッシュは、異物のサイズに合わせて選定を行い、ストレーナー内部から外部に流体が流れる構造の場合には、胴体の外側に張り、ストレーナー外部から内部に流れる場合には、胴体の内側に張ります。

ストレーナーフィルターのさまざまな形状事例

１）テンポラリーストレーナーフィルター各種

テンポラリーストレーナーフィルターA

テンポラリーストレーナーフィルターB

テンポラリーストレーナーフィルターC

テンポラリーストレーナーフィルターD

テンポラリーストレーナーフィルターE

テンポラリーストレーナーフィルターF

２）コニカルストレーナーフィルター各種

コニカルストレーナーフィルターA

コニカルストレーナーフィルターB

コニカルストレーナーフィルターC

３）サクションストレーナー各種

サクションストレーナーフィルターA

サクションストレーナーフィルターB

サクションストレーナーフィルターC

サクションストレーナーフィルターD

サクションストレーナーフィルターE

サクションストレーナーフィルターF

５）濾過用ストレーナー

濾過用ストレーナーＡ

濾過用ストレーナーＢ

濾過用ストレーナーＣ

その他ストレーナー フィルターの製作事例は、こちらから

メッシュの材質

ストレーナー フィルターの材質は、流体や気体のろ過器として使用するケースが多いので、SUS304、SUS316が主流ですが、
航空機や熱交換器等の高温環境で使用される場合には、インコネルを使用します。また、海水や酸系の薬品を使用する装置に使用す場合にはチタンが使用されています。

ストレーナー フィルターに使用されるパンチングメタル

メッシュストレーナーの胴体に使用される、パンチングメタルの選定の項目をご紹介します。
分かりずらい内容がありましたら、お問合せいただければ対応可能です。

穴径（D）：材料にあけた穴の径（大きさ）。丸・四角・六角形などさまざまなものがありますが、 メッシュストレーナーに使用されるのは、大半が丸です。 ピッチ（P）：穴と穴の中心の間隔。mm単位で指定されるので、8ｍｍであればP8と指定します。 フチ：穴の打ち抜き範囲の周囲、余白部分。余白なしもありますが、穴は半欠けになります。 板厚：材料の厚み 材質：SUS304を主流に、SUS316、チタン合金、インコネルなどが使用されています。

パンチング穴の配列 パンチング穴の配列は、千鳥（チドリ）と称される互い違いに穴ががあいたものがあり、 穴の位置は、60°千鳥や90°千鳥が主流です。また、穴が並列に並んだものも一般的に使用されています。 特殊な配列・穴の形やサイズにも対応可能範囲、ご相談に応じています。

並列

千鳥90°

千鳥60°

ストレーナー フィルターに使用されるメッシュサイズ

目開き w： 2つの縦線又は横線の内寸 線　径 d：金網ワイヤーの直径 ピッチ p：ワイヤーの間隔

メッシュ（金網）

メッシュサイズを示す、〇〇メッシュとは
■金属の中心から中心の25.4mm(1ｲﾝﾁ)間の一辺の網目の数
■金網線の太さによっても目開きが異なりますので、使用目的によって線の太さとメッシュとが決まります。
■網目の細いものは0.02mmφ線×635ﾒｯｼｭで目開きが20ﾐｸﾛﾝがありますが、これ以上細いものも別注となります。

織の種類とサイズ

ストレーナー フィルターや篩(ふるい)の素材として、広く利用されている金網として、
平たたみ織と、綾たたみ織のサイズをご紹介します。
（他の金網も取り扱っておりますので、ご相談ください）

フィルター用金網

メッシュストレーナーの製作１個から

「こだま」では、様々なメッシュストレーナーの製作（専門）を行っています。
金型レス製作を中心に、1個から対応しています。
使用しているストレーナーの代替品、あらたな開発案件等のご相談は、
お気軽にお問合せ下さい。

「こだま」が、ご提供できること　

１）社内製作なので、詳細打ち合せが可能です。
２）メッシュ（金網）の種類、サイズ等自由に選択可能です。
３）メッシュ補強金具・取付金具等の製作が可能です。
４）製作図面がなくても、現物（メッシュサイズは破壊しないと厳密には分かりません）、もしくは、ラフスケッチで対応が可能です。
５）メッシュの張替え（不可能な場合もあります）
６）全国対応

金属メッシュ・形状・型抜き加工のご相談は、下のフォームからお問合せ下さい！！

【お問い合わせ方法】

図面・サンプルの無い場合は、手書きで結構ですので、
フィルターサイズ、パンチング及び、メッシュ（金網）の目開き（ろ過する異物より小さく）
サイズ（下記参照）、製作数を、お問合せフォーム、またはメールもしくはFAXにてご連絡いだだきましたら、お見積り可能です。
また、事例画像に必要事項を追記したいただいても結構です。
サンプルがある場合は、送付下さい。
※サンプルは、納品時ご返却。ご注文に至らなかった場合は、着払いで返送となります。


お問合せは、下方フォームもしくは、下記バナー（お問合せフォーム）をご利用ください。



ラフ図例