ニオブは非常に高い融点(2,468℃)を有しています。また高温になると様々な物質と反応し脆くなります。そのため溶接の難易度が高いです。ですが、溶接が出来ないわけではありません。 |
上項のように高温の空気中では反応しやすい金属ですが、常温では非常に高い耐食性を有しています。 そのため、溶接の高温時のみ空気に触れないようにし、溶融温度まで接合部を加熱することが出来れば溶接することが可能です。 上記内容に沿った溶接方法は、「電子ビーム」や真空中での「レーザー溶接」,「TIG溶接」等が考えられます。 また、ロウ付けは対応不可です。ニオブ表面には被膜が形成されており耐食性が高いためフラックス等では除去できずロウ材が載らないためです。ロウ材が載らない事を利用したロウ材誘導工具などもあります。 |
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ニオブは上項目でも記載した通り高温耐性に非常に優れた金属です。 そのため、極度に高温になる部分への使用されており加速器や、高温部への水冷ジェケットなどに使用されます。また、溶接などの熱で独特の色合いがでることもあり。装飾品として使用されることもあります。 |
ニオブ使用した水冷ジェケット事例 |
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