スポット溶接・精密溶接専門のこだま製作所の「事例紹介」です。

「タンタルの溶接について」

タンタルの溶接性は?

タンタルは非常に高い融点(2,9961℃)を有しています。また高温になると酸素・水素だけでなくフッ素・窒素・炭素とも反応し脆化してしまいます。そのため溶接性は高いとは言えません。ですが、溶接が出来ないわけではありません。 weld.png

タンタルの溶接方法

上項のように高温の空気中では反応しやすい金属ですが、常温では貴金属並みの耐食性を有しています。
そのため、溶接の高温時のみ空気に触れないようにし、溶融温度まで接合部を加熱することが出来れば溶接することが可能です。
上記の内容に沿った溶接方法は、「電子ビーム」や真空中での「レーザー溶接」,「TIG溶接」等が考えられます。
また、ロウ付けは対応不可です。タンタル表面には被膜が形成されており耐食性が高いためフラックス等では除去できずロウ材が載らないためです。
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高機能な金属、タンタル

タンタルは非常に優秀な金属で上記でも触れたように高融点(2996℃)であり、ほかの高融点金属には無い柔軟性と延性があります。また常温では貴金属に匹敵する高い耐食性、低い電気抵抗値、高い静電容量を有しています。特に耐食性が顕著で常温では王水でも浸食できません。
高温では反応を起こしてしまいますが300℃未満であれば殆どの物質に反応しません。
エレクトロニクス分野や宇宙分野などで使用されており、人体に影響が少ないことから人工骨や指輪などにも使用されることがあります。
Tantalum_single_crystal_and_1cm3_cube.jpg画像参照元:WIKIpedia


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