銅線を端子へ接合する場合にはカシメやハンダ付け、スポット溶接を行いますが、「こだま」では溶接強度、量産性、環境適正を考慮しスポット溶接での接合を行っております。 ただし、スポット溶接でそのまま撚線を接合すると、溶接できているように見えても素線すべてが溶接できていない事があります。 その状態で使用していると、強い振動や繰り返しの動作を受けたときに、溶接できていない線から綻びが生まれ断線したり剥離したりしてしまいます。 ですので、そういった部分はヒュージング加工(熱カシメ)で撚線の先端を固めスポット溶接を行う方法をとります。 |
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![]() ヒュージング加工図 |
ヒュージングとは、リード線の切断部の綻び防止やモーターコイルと端子を電気抵抗を利用して熱カシメを行う工法です。
ヒュージングの利点として上記以外にも、被覆線(リッツ線、マグネットワイヤ等)の絶縁被膜を
加熱しながら加圧をすることで剥がすと同時に溶着することができるという点が有ります。
また、通常ヒュージング加工を行う場合にはカシメ部材を使用しますが、
φ2以下の撚線の場合にはカシメ部材無しで固めることが可能な場合もあります。
「こだま」ではこれを「マイクロヒュージング」と呼んでいます。
ヒュージング加工例 |
![]() マイクロヒュージング加工例 |
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